抗がん剤治療継続となりました!

 

一昨日は、定期受診日でした。

今回の血液検査の結果は、白血球数が2500、好中球の比率が53.8%により、2500×53.8%=1,345で、前回検査の結果(白血球数が2700、好中球の比率が50.9%により、2700×50.9%=1,374)とあまり変わらなかったことから、予定していた抗がん剤治療が何とか継続できる数値となっていました。

 

ただ、血小板の数が今までの最低値79,000(前回は91,000)まで下がってきているので、「怪我などしないように気を付けてください。」と言われました。

「血小板が少なくなると血が止まりにくくなる。血小板は傷口の部分で血を固まらせる働きをします。塀を作るときブロックと接着剤(セメント)を使いますが、血小板はその時のブロックにあたります。」と説明されました。それまでは接着剤の役割をすると思っていたので以外でした。では接着剤の役割は何が担っているのでしょう。後で調べてみたいと思います。

 

ところで、前回ブログにも書いたように、今日の受診前は、4サイクルの治療を終えて、この後どう進めるのかな?一旦休薬してまた再開するのか、別の薬に替えていくのか?といろいろ想像していましたが、主治医と面会しましたら、「今回は、白血球の数が下がりましたが、トータルの値で問題ないので、この後点滴していってください。」と、あっさり5サイクル目の治療継続を言われました。

「確かにここで治療を休止する理由は何もないわけですから。」と自分自身で納得しました。

 

血液検査も何とかクリアできて、わたし自身の日常生活でも支障があるような副作用もなく、先日のCT画像で腫瘍が大きくなっている所見も見られなかったので、5サイクル目も前回までと同じ薬剤による点滴・錠剤の服用で行くこととなりました。

 

この件で夫が、「肝臓の手術前には今よりはるかに大きながんの固まりが見えていたが、その2/3くらいは壊死していたということなので、先日撮った画像でも、大きさ・形に変化が見られなかったとしても、同じように内部で壊死しているということは考えられないでしょうか?」と聞きました。

医師は、「そういうことももちろん期待できます。ただ、そうやってがんが縮小してきても、これ以上は小さくなってくれないということもあり、その場合は、それが核となって生き残り、また成長していく場合もあります。どういう経過をたどるかは様々なので、先のことは医者でも分かりません。」と。

以前大学病院でも同じような話はお聞きしていたので、「やはり、そう簡単にはいかないのね。」と思いました。

 

この後、背骨や腰椎のヘルニアの痛みについて話しました。

ひと月ほど前から感じるようになった背中の痛みについては、「もしかして今度は骨の方に転移した?」と勝手に想像し怖い思いを感じていましたが、前回の受診時に「CTの画像からは背骨の圧迫骨折と思われます。一カ月ほどで固まってくると思いますので、その間痛み止めを飲んで様子見しましょう。」と言われていました。

一週間くらい前から背中も腰も痛みが和らいできていたので、痛み止めを飲むのを止めていましたが、今日その話をすると、主治医も、「その後、放射線の専門医により詳しく画像見て貰いましたが、やはりその箇所に骨折があると確認されました。」とおっしゃられたので、やっとお墨付きをもらったようで、気分良く帰ってこれました。

 

昨日は耳鼻科の受診日でしたが、外耳道の傷はまだあるそうで、来週また再受診することになりました。私の身体、まだまだいろいろ続きますね。

 

腹壁瘢痕ヘルニア(ふくへきはんこんヘルニア)は、先日と同じくお腹は膨らんだままでいます。きつめに腹帯をして、ウエストルーズな洋服を着ています。トホホです。

この冬のお出かけで着ようと思っていた洋服は、嫌でなかったら娘に着て貰おうかと思ったりしています。

 

点滴針を差し込むポートは胸の鎖骨下にありますので、前開きでないとダメで、セーターは着られません。お腹の膨らみの関係でも対応できる洋服は限られてきます。

デパート巡りもなかなか出来ない日常なので、もっぱらネット通販でお買い物しています。

返品送料もかからないので良さそうな品をみつけては取り寄せています。便利な世の中です。