明日は核医学検査

先日、担当の医師と面談した際、
「あなたの肝臓の機能は、緑色の注射による検査でもタンパクの合成能(血液検査)でも正常という結果が出ていましたが、さらに生きている肝細胞がどのくらいあるか、というのをより正確に調べる必要があり、追加の検査を行います。」
「核〇〇検査と言って、肝臓に対して・・・という検査になります。来週月曜日の9:30まで検査室に来てください。朝食は抜いて来てください。」・・・と。

初めて聞いたような用語もあり説明を聞くのが精一杯でした。

 また朝早く出なくちゃ行けないし、朝食も食べられないと思いながら、帰宅途中のスーパーにクルマを停めたちょうどその時、大学病院の看護師さんから電話がかかってきました。

「すみませんが、○○先生から午前中の検査の後、午後1:30からさらにCT検査を追加するという指示が出たんですが、大丈夫でしょうか?」と。

えぇー?しかたないことだけど、これでお昼も食べられなくなるし、また一日いっぱいかかるだろうし、疲れてしまいそう。

「ところで、核何とかという検査の方は、CTやMRIのように画像を撮影する検査なんでしょうか?」と夫から聞いた処、
看護師さんからは「CTやMRIとは違う、別の画像を撮影する検査です。」と。
「CTのように“何とか撮影”というような検査名はないんですか?」
核医学検査と言ってますが…」。

 というシンプルな答えで、とにかく聞いたことのない怖そうな名前の検査だったので、帰宅してから、早速パソコンで検索してみました。
例えば、日本メジフィジックス株式会社さんのサイトでは、このような検査と説明されていました。

 核医学検査とは
https://www.nmp.co.jp/public/nuclear/index.html

 要するに、私の場合、肝臓に集まりやすい放射線医薬品というものをからだに投与し(注射?)、それをガンマカメラというもので撮影して、より詳しく肝臓の状態を把握する、という検査のようです。

すでに1月にやった”PET検査”は、がん細胞に取り込まれやすいブドウ糖に別の種類の放射線医薬品を混ぜて投与し、体じゅうのがん細胞の分布を大まかに撮影できるようにしたのに対して、今度の核医学検査は、ガン細胞ではなく正常な肝細胞の方に多く取り込まれるので、生きている肝細胞の量が分かるようです。

説明を見ると、私としては、注射後は横になっていれば良くて、息止めがないようなのでほっとしています。
ただ、午後のCTはきっと息止めがありますね。
造影剤によるCTやMRI撮影の時のような20秒息止めの繰り返しは苦手です。
朝とお昼を抜いてからの検査で息止めはちょっと辛いです。

そんなことを言ってる場合ではないのですが・・・

明日の検査結果次第で、手術するかしないかの方針がほぼ決まるという、私にとっての将来がそこで枝分かれすることになる話を聞くことになりそうです。

それにしても、次の検査予定日を決める際に、先生が「この検査室も結構予約が立て込んでますからね。」とつぶやかれていましたが、こんな核医学検査というものが日常的に行われている大学病院って、すごいところだと思いました。