越冬ネギでネギ油
雪が融けてきたら、越冬させた長ネギの芽がたくさん出てきました。
これは、去年ホームセンターから長ネギの苗を2束買ってきて育てたもので、北海道比布町特産の「越冬千本ネギ」と言う名のネギでした。越冬ネギと言う名だったので、昨年収穫せずに残ったネギを、試しにそのままにして冬越しさせてみたのですが、3月末頃、雪が融けて顔を出した姿を見たときは、ぐちゃぐちゃした雑草のように見えていて、「これでちゃんと育つんだろうか?」と心配したものでした。
それが、4月、5月とぐんぐん大きくなり、今ではこんなに立派なネギになりました。
あまりに育ちすぎて、密集した状態で育てても太いネギになれないからと、夫は一部を根元から堀り起こし、少数の苗に分けて別の畑の方に植え替えしていきましたが、束のネギをばらして植え替えていく途中で、根っこが取れたネギがたくさん出てきてしまい、夫の方から「これを何とか使ってほしい。」と言われました。
最初いろいろお料理に活用してみましたが、たくさんあってなかなか消化しきれませんでした。そこで思いついたのが“ねぎ油”です。
ネギから作るネギ油というのを聞いたことがあって、以前から一度作ってみたいと思っていました。
以下は、今回私がやってみた手順です
1.ネギを切ってフライパンに敷き詰め、油(600cc)を注ぐ。
2.弱火にかけ、ネギが軽くきつね色になるまで30分加熱。
3.火を消してそのまましばらく放置。
4.粗熱がとれたら、ざるでこして“金属製”ボウルにいれる。
5.瓶などの密閉できる容器にいれて冷蔵庫で保存。
活用の方法:ラーメンにちょい混ぜ、チャーハン・野菜炒めのときの炒め油として、冷奴にかけても美味しいそうです。
気を付けて頂きたいこと
油に火が入ると危険なので、小さな鍋でつくるのはNG!
油を加熱している最中はその場から移動しない。
フライパンやざるやボウルは熱くなっていることを忘れずに。
今日のお昼は、カップラーメンにネギ油を混ぜて試食してみました。
確かに、コクが出て味が深まりました。
次はチャーハンで試してみたいと思います。
ネット上にはたくさんのレシピが載っています。
ネギの他に、ニンニクや玉ネギや、赤唐辛子などを入れる方もいらっしゃるようです。
よろしければいろいろお試し下さい。